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2010年6月の8件の記事

2010年6月30日 (水)

June Bride最終日

 六月も本日でおしまい

ユーノー(六月の女神)のご加護を得られるJune Brideも本日限り

今でも今までも・・・たくさんのウェディングベアが誕生して旅立ちました。

生徒さんたちはお友達、親族、同僚、先輩 ・・・・・

心のこもった作品のプレゼントに全力投球

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 彼女はアフリカ(ナイロビ)に勤務している友人のウェディングのためにちょっと色黒モヘアのベアの花嫁を作っています

 その友達を訪ねてアフリカを旅した時に購入した生地を使ってコスチュームを作りたいというお申し出。とても想いのこもったプレゼント作り

たくさんのウェディングベア作りを見守り、お手伝いさせていただけるのは本当に嬉しいです。

何月何日まで完成させないと!という期日がある作製なので、生徒さんも私もプレッシャーがあります。

そんな緊張感を含めて完成したときのウェディングベアは作り手も感無量。

この花嫁の衣装も楽しみです。

「アフリカの花嫁」の完成も早くお披露目したいです

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   もうひとつJune Bride花嫁への素敵なエピソード作りにはやはり

ダブルウェディングリングキルト

ハイイログマとSnow Rose on the Double-Wedding Ring Antique Quilts

幸せになりますように、という願いをこめて花嫁に作るキルト・・・

リングが絡み合う形

フィードサックを使ったアンティークキルトはその風習を見事に伝えてくれる素晴らしい想いのつまったアイテムではないかと感じます。

フィードサック(穀物飼料保存用の布袋の生地で1930年~1950年位に主に日常的に使用されたという布地)は丈夫で長持ち。

花嫁にむける祝福のお品

アンティークキルトの素敵なお店 http://frosty.fc2web.com/

2010年6月24日 (木)

裸体のベアⅢ

「ブラウン・ベア(コディアックベア)」

「ブラック・ベア(アメリカベア)」

「ハイイログマ(グリズリー)」

今日まで作ってきた、裸体のⅢ体

本日はハイイログマをお披露目です。

N

小さく獰猛な瞳ではありません可愛いつぶらな瞳

ということで。

Haiiroguma1

なんだか見つめる方向が同じハイイログマの画像が・・・

よく見ると怖い・・・お爪もご立派

ものすごく大きいのは500kgなんて体重のハイイログマもいるのですって

自然界の動物ってなんだか不思議。ホンモノのハイイログマに出会ったらどうなるのかな・・

かなり怖いと思います

私の住む熱海はお猿さんご家族がたまに出没

先週は・・・・・

生まれたての赤ちゃんを抱っこしたお猿さんの3家族ほど普通に道にいるのですから。どうやら湯河原の山奥から「食」を探しに移動してくるのだそう。

そんなお猿さんが出没するだけでもお目目は合わせないのが鉄則。

本当に怖い。゜゜(´□`。)°゜。

獣の持つ厳しい本能というか、なにか据わっている態度がなんとも恐ろしい。

目があったら襲われるんじゃないかって思う

Npaw

 話がそれましたが

 手足の裏はこんなふうになっています。豚革(ピッグスキン)を使っています。

豚革は牛革に比べてランクの低いイメージがあるかと思いますが、

革自体が薄いのにある程度の強い張りを感じる風合いがとても素敵です。

加工の楽しみを感じさせてくれる素材でもあります。

爪にも豚革の平たい紐を使っています

N4_2

お鼻はこんな感じ。同じ豚革の裏を使っています

豚革は三つの毛穴が特徴的。

∴のように毛穴があるので牛革と見た目の比較をするときはそんなところでも一目瞭然です

3nudebears

・‥…━━━☆ヌードベア集合

アンティークな風合いの染み馴染むような温かみのあるヌードベアを作りたいと願うのですが。

ホンモノのアンティークベアはこなれた布地自体の良き年月を経た美しい退色感、脱落感。

そこに宿るやわらかで素朴な魅力だと思います。

いつもヌードベアを作っているとそんなコンプレックスを感じる・・・

古い感じ、素朴さの真髄って・・・まねの出来るものではありませんね。

2010年6月22日 (火)

裸体のベアⅡ

 昨日のブラウン・ベアに続き今日もちょっとリアルな裸体のベア

Kurobei 2010のお披露目です

実はKurobei は2000年の作品が初代になるのでKurobei 2010 と名づけました。

Kurobei1_2

10年前のKurobeiは、はじめての「ツキノワグマ」の作品で石粉粘土の造形鼻、

オープンマウスのパターン(お口を開けたタイプのベア)というなにもかも初体験の作業が多い、作品でした

おんなじ名前で10年後に新しく生まれたKurobei 2010

10年前のKurobeiが今どなたかのもとで

どんなふうにしているのかな・・・ファンタジー

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 Kurobei 2010 はツキノワグマではありませんが、やはりツートン。

二色使いのフェイスです。お鼻はやわらかい牛革で作りました。

なめらかな皮膚感があって、とても表情豊か。

手足の裏にはハードな明るい茶色の牛革を使用。

上質な雰囲気が盛り上がってくれました。

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 またこの子に何か素敵なものを作ってあげたいな・・・・・・・

Kurobei2

2010年6月21日 (月)

裸体のベア

 陰雨熱海

そんな陰鬱な雰囲気で一日が始まり終わりそうっ

 

でも・・ま、今春の「長ったらしい」っていうか、「まったり」系の雨よりは

昨今の雨模様の方がハッキリしている感があってほどよい雨季かも

Bs1_2 

 ダークブラウン色のアルパカでヌードベアを作製。

アルパカという素材はなんともやらかい毛で

織りもヤサシ目なのでどちらかというと綿つめで伸びるという意識を感じつつ作ってる感触の素材。

風合いがモヘアに勝るか、劣るか、という議論は分からない。

なぜなら100年後のこの子を見てみたいものだ・・・

アンゴラヤギ(モヘア)がよいか、アルパカがよいか・・・

天然の素材の朽ちていく雰囲気がどちらがよいというとそれは図りしれません。

ただ、鉄分を含む染色が多い繊維ほど退色は早く進むのです。

当然・・サビるんですね。

どちらの素材も上質ですし、作風を考えて素材を選ぶとするとどちらも絶対素敵

楽しく美味しくお年をとっておくれ・・・

そう願ってやみません。

よき未来「アンティーク」の新参者になれたらいいね

時に獰猛に見えるようなアンティークな色味のお目目

Bsyoko

アンティークライトブラウンのイングリッシュ・グラスアイを使用。

このブラウンベアは「フォーシーム」頭の型紙4枚。

頭の型紙の基本は3シーム。

ノーズヘッドからネックに伸びる一枚+サイドヘッド(左右の顔の型紙)

Bs3_2

 お鼻とPAW(手のひら・足のひら)は樹脂粘土で作製しています。

粘土はいろいろ種類があって使いこなすと楽しい作品ができます。

ラ・ドールとか素焼き粘土、という製品がいっぱいあります。着色は練りこみ可能だったり

形成後の着色だったりです。

軽い、重い・・・重量感の変化もつけることが出来ます。

作風をイメージできたらすぐにトライしていただきたいチャレンジャーグッズ。

家庭用のトースターで簡単に焼ける粘土もあるし

~粘土ね~

素材を生かしてどんなパーツを作ろうか・・・

というのも楽しみのひととき

お耳の内側は肉厚でソフトな風合い豊かな牛革です。

2010年6月15日 (火)

ふんわりピンクのドレス

 ふわりんピンクのドレスが完成したので着せてみました

もちろんのことですが、作品のベア本体が出来上がってからドレスの型紙を起こします。

シーチングでパターン取りです。

 同じ型紙のベアでも誤差が出るのでその度ドレスのパターンも変化します。

人間と同じ??綿つめで太ったり痩せたり??微妙にも大きくあら小さく

変化します肩のラインはやはり重要です

 どこをどのように作るか、そのベアの体型をよく観察して。

 型紙が同じベアだからといって単一のドレスを作ってしまうと

「布という箱」をかぶってしまう感じに。

 小さいドレスですからすごくサイズの相違が目立つのですね、手作業です

(ニットなど伸びる素材、ダブルガーゼはサイズ誤差を許してくれる素材です。)

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 梅雨入り早々、蒸し暑い梅雨の晴れ間

 小さな昭和チックなミニ薔薇さんとパチリ

 薔薇の季節も終わりに近づく・・・

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 うさぎさんの置物とパチリ

 そうそう・・・うさぎさんも作ろう

 さてこのドレスベアちゃんのお帽子、いままでのドールハットとちょっと違うデザインにしようと、考え中です。

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2010年6月11日 (金)

第18回日本テディベアwith Friendsコンベンションのinfo.

 来週あたりは梅雨入りかな~なんて思っていたところ届きました

情報公開なんてね

Toyp2

Toyp2_001_2

 例年浜松町にある、都立産業貿易センタービルで開催されていました、

日本テディベア協会主催のコンベンションが今年は東京国際フォーラムでの開催になりました。昨日その要項が届いたのでご案内です。

 小さな字なのでこれって拡大できるような工夫ができないのかな・・・

 個人出品者214名、国内ショップ・企業・ディーラー28社、海外アーティスト・団体10グループ、海外ショップ・ディーラー5社、という規模のコンベンションです。

会場が大きいのでしょうね、いつも浜松町では3フロアーの展開でしたが、今回は1フロアー。たくさんのベアが集結しますから見るもの大変

WBFチャリティーベアの企画も今年はちょっと違っています。例年はチケットを購入して入札する仕組みだったのですが、今年は3つの価格帯に決められています。

チャリティーベア参加予定してます

Toyp2_002

 ご招待券ハガキは昨年コンテストグランプリ受賞作品もんまかずえさん作

Toyp2_003

 こんな感じです。入場料金は一般1000円なのですが、こちらの招待券は入場

 ご提供できますので是非どしどしお気軽にください

Bear

 つい最近はまっていた「隠された名画の秘密」というゲーム

 上の画像は左右の絵画に違う箇所が9個あるのです見つけるのに夢中!眠れない夜のひと時に いかがほら・・ベアがいる

 

2010年6月 7日 (月)

和みの猫ちゃん達

 「ミャーコ」となくから「都ちゃん」

招き猫の都が誕生したのは1998年。それ以来たくさんの「都」を作ってきました。

長年作り続けることの出来た嬉しい作品です。以前お教室でもひとつは置いておきたい作品ということで、生徒さん方にも作っていただきました。

下の画像はちょっと大きめに作った2004年の作品。

 ロングストレートのアルパカを使用しています。黒、白の配色は染色ではなく、型紙の時点で配置を決めます。小さな破片、まるでパズルのような型紙になります。

 通常の頭の型紙は3枚ですが、「都」は7枚。

 Miyakodesu

 パーツが多いので縫うのも大変です

 最近話題の「ねこタクシー」の御子神さん

ご存知の方も多いと思います。とっても和みのお顔で心を平和にしてくれる

この子をなんとか作りたいニャン・・・Mikogamisan

2010年3月28日パターン作成。

最近型紙つくりが続々と先行しています。

「新作は型紙から」よーし紙に命を吹き込もう

平面状を立体にするのですから「想像力と運」が頼みの綱。

長年の経験やセンスっていうのもあるかもしれないけど・・・ドッキドキ完成するまではやっぱり最終的に「想像力と運」任せ

白、黒、薄茶色の3色のモヘアやアルパカを使って型紙の破片は「都」より多くなってこのパーツはどこだっけ??パズル状態のパターンです。

Miyako1_2

 仕上がった2010年の和みのねこちゃん。お名前は「宮子ちゃん」早速お宮参り。

Miyako2  

 お鼻はほんのりピンク色に染色したソフトなレザースキンで作成。立体的な鼻の形、猫ちゃんらしいお鼻を作ります。

Miyako3

 宮子ちゃんにも御子神さんのような可愛いリボンをつけましょう正絹ちりめんでリボンの形を形成できるようワイヤーを入れて工夫しました

2010年6月 3日 (木)

見つめる瞳が可愛いワン

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はぁ・・・やっとやっとお姿をお見せできますまずはこんな勿体ぶってゴメンネ後ろ姿から

だってこの子を作るのに「どれだけ 」 のような期間がありました。型紙を作ったのは2010年2月27日それから材料探し。この子のイメージに合うモヘアやグラスアイ(ガラス製の目玉。カラーもサイズも豊富です。ドイツ、イギリス製)イメージの材料に出会うのに時間がかかりました。

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この子を作るにあたってのモデルの子は・・・とても整った素敵なコ。

イタリア人男性某有名デザイナーさんのご所有御曹司でもワンコはそんなのおかまいなしだよきっとね。が、さすがの端麗さはお写真でも充分伝わるはず。

すみません、矢印は設計上のイメージでついつい付けてしまったマジックのしるし。

Toyp1

トイプードルはテディベアカットといって可愛いモサモサさんにしてお口の周りをカットするのが定番になっています。私の小さいころのプードルは大抵手足の関節を保護するという意味らしく、手足のポンポン、しっぽの先、ヘッドトップ、胸とお尻にポンポンヘアであとはスキンヘッドみたいなカットだった。 なんか今思うと過酷なカットのような気がします。

ご近所のワンちゃんみんな可愛いよ

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「おーい元気だった???」

「うん、うん元気。」15歳のタロくん。

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「わ~い」 ブルブルラブリー毎日が楽しいご機嫌くん。1歳6ヶ月のゴンタくん。ピンクの口元はちょっとかゆいらしい。

「あんまり歯を出しちゃ駄目よ」とご主人は言うのだけど、ブルちゃんは歯が出るのは当たり前だワン

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足に癌ができて手術して帰ってきたラッキーくん。痛々しい包帯姿でも元気

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今日はタロ、ゴンタ、ラッキーに会えたワンコたちとご主人のみんなとはやっぱりワン語になってしまいます。

それで、このトイプードルの作品にねぇ。。。どんなお洋服を着せようかな。なんだかこのままでもよいのでは と思いますが☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

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